特許出願をする際に、国内特許出願とするかPCT出願とするか悩むことがあると思います。
以下に、判断の指針を述べます。
国際特許出願(PCT出願)のポイント
- 日本語で出願でき・国内移行期限(通常30ヶ月後)近くまで出願国の決定を保留できる。
- 国際調査報告等を入手できる。
- 出願時の特許庁費用等が、国内特許出願より高い(少なくとも20万円程度以上の差)。ただし、日本へ国内移行すると日本の出願審査請求料は減額される。
- 日本についても国内移行手続が必要
主な判断ポイント
- PCTに加盟している複数の外国へ出願する可能性がある(台湾は加盟していません)。
- 出願する国の確定に1年以上かかる。
- 出願前の調査を詳細には行っていない。
これらの点がすべて当てはまる場合には国際特許出願(PCT出願)がよさそうです。
国内特許出願をした場合に外国へ出願するときには、通常、国内特許出願から1年以内に行います。翻訳期間を考慮すると、どの国へ出願するかを、国内特許出願から9~10ヶ月後までには決定しておく必要があります。